Birds at KASUMIGASEKI COUNTRY CLUB

霞の鳥たち オオタカと猛禽類

#01

Northern Goshawks and other Raptores

オオタカとの出会い

2008年4月、西コース2番ホールの裏で「ケッケー」と鳴きながら警戒する親鳥と、20m以内の至近距離でいきなり対面、すでに巣作りを開始していたと思われます。

5月中にヒナが巣立ち、7月後半には親子3羽の姿を確認できました。

オオタカの営巣

2010年6月にも、西コースの樹上での繁殖を確認しました。ヒナが巣立った後、親鳥はこの巣を地上に落としてしまい、その後はこの場所での繁殖は確認されていません。

オオタカは入間川流域で繁殖を続けており、その子孫が霞ヶ関の森を忘れずに訪問していると思われます。

オオタカの行動

大体1日3回、午前(9~10時)・昼前後(12~2時)・午後(3~4時)に霞ヶ関の上空を周回して餌を捜しています。カラスのような羽ばたきはせず、両翼を広げて飛び、下側の白色が目立ちます。

捕食の対象はヒヨドリ・ムクドリなどの小鳥から、大きめのキジバト・ゴイサギまで、冬場には池のカモ類への襲撃も何度か目撃しました。

下の写真は、倶楽部ハウス横の茂みでドバトを捕食中。

オオタカ(捕食跡)2015年6月29日
オオタカ(捕食跡)2018年10月15日
オオタカ(ドバト捕食中)2020年9月6日